ビタミンC50グラムから75グラムの高濃度ビタミンC療法を週2回か3度行う必要があります。
また、療法を行わない日は、1日経口ビタミンCを10グラム(2000ミリグラムX5回分)療法を奨めています。
ビタミンCの点滴療法を終えた時点で、血中ビタミンC濃度が400ミリグラム(4000ng/ml)以上あればよく、そのために高濃度ビタミンC療法を終了した時点で、ビタミンC血中濃度を計測する必要があります。
当院ではビタミンCを最高1日100グラムまで投与しています。
ビタミンCの血中濃度次第では、150グラムを投与している医療機関もあります。 この高濃度ビタミンC療法は、まだ健康保険では認めていません。そのために自費診療になります。
通常1回のビタミンC療法では、2万から3万円必要で、月に10〜15万円程度必要です。
民間療法やあるガン病院に入院して、ガン治療法で月に100万円も払っている方の話も聞いています。それに比べると高濃度ビタミンC療法は、安全で安価であると思っています。
当院では、がん治療患者の安全のために、高濃度ビタミンC療法を開始する前に必ず「G6PD」酵素が十分に存在することを証明しています。 また、高濃度ビタミンC療法の終了時に、ビタミンCの血中濃度も測定します。
よりよき患者のQOLのために、東京での「高濃度ビタミンC療法」と「分子整合栄養医学」の勉強会に出席し最新情報を収集しています。また関係専門誌とインターネットからの情報収集に努力しています。
当院では、がん治療患者の安全のために、高濃度ビタミンC療法を開始する前に必ず「G6PD」酵素が十分に存在することを証明しています。 また、高濃度ビタミンC療法の終了時に、ビタミンCの血中濃度も測定します。
よりよき患者のQOLのために、東京での「高濃度ビタミンC療法」と「分子整合栄養医学」の勉強会に出席し最新情報を収集しています。また関係専門誌とインターネットからの情報収集に努力しています。
色々の文献やインターネットでビタミンCの情報を集めると、興味ある記述に遭遇します。ほとんど全ての疾患は、ビタミンC欠乏症であるという記事にも遭遇しました。
人間とモルモットはビタミンCを生成出来ませんが、産生可能な動物をストレス状態に置いてみて、その動物のビタミンCの血中濃度を測定すると、人間が1日に10gから100gの摂取量に相当する量だそうです。
すなわちストレスに対処するために、高濃度のビタミンCを産生しています。 従って我々がいう高濃度ビタミンC療法は、ビタミンCを産生できる動物にとっては、高濃度ではなく、生理学的濃度だそうです。
残念ながら、1日のビタミンCの必要量(RDA)は、壊血病を予防するための必要量である1日50mgと決められていて、極端に少ないように思えます。
ビタミンC療法は、今後益々色々な展開が生まれて来そうな感じのする、興味ある療法と思っています。