最近の統計では、不眠を訴えている人は、5人に1人と言われています。症状としては、4つのパターンがあります。
布団に入ってもなかなか寝付けない「入眠困難」、途中で何回も目が覚める「中途覚醒」、朝早く目覚めてしまい、再度眠ることが出来ない「早朝覚醒」、そして起きたときに満足感があまり感じられない「熟睡困難」などがあります。
朝起きた時に眠った感じがあまりせず、体がだるく活力が出ない、もう少しそのまま布団に入って寝たい気持ち、さて起きても倦怠感から日常生活に支障をきたすことが大きな問題です。
こうした睡眠障害に悩まされている患者さんの中には、副作用や中毒性に対する不安や恐怖を抱えながらも、睡眠薬を病院で処方され服用している患者さんがほとんどでしょう。
最近の人々の傾向として、若い人々の痩せ指向のダイエットのための栄養不足、中年の人々のコレステロールや中性脂肪の増加を恐れるための、タン白質摂取不足、とくに動物性タン白質の不足が問題です。
脳の刺激を伝える物質はたくさんありますが、代表的なものにアセチールコリン、ドーパミン、ノルアドルナリン、セロトニンそして最近
話題のギャバがあります。
これら脳機能を動かす物質は、すべてアミノ酸の合成から生れます。アミノ酸から脳機能物質合成に不可欠なものにアミノ酸・メチオニンがあります。睡眠ホルモンである「メラトニン」は、セロト二ンからできます。そしてこのセロトニンはアミノ酸のトリプトファンからビタミンB6の働きの下で出来ます。これら睡眠に必要なメチオニンやトリプトファンは、動物由来のアミノ酸です。
タン白質を摂取すると、消化のときにアミノ酸に分解されます。従って多くの睡眠ホルモン「メラトニン」を作るために。動物性のタン白質を摂取しなければなりません。現在のように、動物性の肉を敬遠する風潮では不眠症の方が多くなり、よい睡眠はできません。
とにかくチーズや牛乳を夕食時か就寝時にビタミンB群の錠剤と摂取してすると、よい睡眠ができるでしょう。
以上のように、よい睡眠ばかりでなく、脳の活性化、すなわち呆けないためにも動物性タン白質が大切です。一度試してみてください。
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