ほくろ除去、下肢静脈瘤の硬化療法、巻き爪手術、がん治療は福岡の木村専太郎クリニックへ

食の大切さ・栄養医学に学ぶ

体代謝の基本・鉄と鉛の不足発見と補給

亜鉛欠乏症(爪の根元の白い半月板マーク) 当院の外来に、色々の訴えで来院する患者の顔の色、シミの有無、爪の状態、皮膚の状態、手の温かさと冷たさ、眼瞼結膜、口角炎の有無、口内炎の有無、舌の状態などで栄養状態を把握する。 顔色が青色じみている、手が冷たい、爪の変形などは、鉄欠乏症の典型的な徴候である。 爪の根元( 中枢側)に出来る白い半月マークは、亜鉛不足の徴候である。 肌が乾燥し、味覚障害があるなども亜鉛不足の症状である。

当院では、栄養状態を評価するために、ほぼ100%近い患者に、一般血液検査と生化学を含む血液検査と尿検査を行う。
その中で、T4とTSHの甲状腺検査は必須である。T4からT3に変換するときに鉄が必要で、T4が正常値であるがT3が低値のlow T3 syndromeも念頭に入れておく必要がある。 保険診療では、残念ながらTSHとT4だけしか認めてくれない。外来患者が、他の医療機関での検査データを持参すれば、それも参考にさせて戴いて、足りない部分を補充させて戴いている。
外来で採血10分間後に結果が出る一般検血(CBC)検査のうち、WBC 数とその分析、Hb、CBC 数、ヘマトクリット(Ht)のうち、男女ともHbが13グラム以下を貧血と診断し、栄養不十分としている。 (CBC とCRP 測定器械は百万円するが、外来では治療の質と患者満足度から必須と考えている) 赤血球の大きさを示すMCV(計算法・Ht ÷ CBC 数X1000)は、95以下を小球性と診断して、鉄欠乏症の可能性大と仮に診断して、外来初日から鉄開始している。 鉄不足の患者でも、葉酸欠乏症の患者やアルコールを多飲している患者のMCVが 95 fL 以上で、多くは100 fL を超えている。 鉄欠乏症の確定診断は、血清フェリチン値であり、40ng/ml 以下は鉄欠乏症と診断できる。 血清フェリチン値の基準値は5〜150ng/mlであり、20や30ng/mlは異常値の印が付かないので見逃される。 血清フェリチン値は、通常は100ng/ml以上あることが、望ましい。Hbが15グラムや16グラムあっても、MCVが95以下であったり、血清フェリチン値が40ng/ml 以下である場合は多い。 その場合、潜在性鉄欠乏症と診断し、鉄の投与を行う。血清フェリチン値が上昇すると、頭重、立ちくらみや肩こりなどの鉄欠乏の症状が消えることに、よく遭遇する。
私は米国に12年滞在し、その間ずっと臨床に携わっていた。3年間ERに勤務して、多くの患者を診察したが、「肩こり」の患者は、日本に比べると非常に少なかった。 今でも多くの「外人」患者を診察するが、血清フェリチン値は高く、「肩こり」はすくない。 前述のHbや血清鉄の値だけでは、通常鉄欠乏症の指標にならないことが多く、血清フェリチン測定は必須と考える。

鉄欠乏症が存在する場合には、同時に亜鉛欠乏症がある場合が多い。味覚障害、乾燥肌や所見で爪の半月マークの存在がある場合は亜鉛欠乏症を疑う。 勿論血液検査で亜鉛値を検査することが出来る。
鉄欠乏症を疑われる場合は、鉄錠(フェロミア50mg)を1日1錠食後2週間分処方し、亜鉛が含まれるOTC 剤のエビオスビール酵母を薬局やドラッグ・ストアで購入して貰う。 通常のエビオスビール酵母錠は、毎食後10錠を摂取する必要があるが、亜鉛強化型は5錠でよい。下痢の多い人や便秘の人の便通が正常化することも多い。 エビオスビール酵母を飲んで、前立腺のPSA 値の10位が4以下の正常値になったり、眼の不定愁訴が改善された私の患者は多数いる。 前立腺には、性ホルモンを造るために亜鉛が必要であり、PSA 値が高いのは亜鉛欠乏症が一因であると思っている。 現在前立腺癌の発症が多いのは慢性的に亜鉛不足が遠因ではなかろうか?と考えている。
また眼球内にも亜鉛が必要であり、眼の症状改善には、亜鉛が必要である。胃薬のプロマックの中にも亜鉛が入っているし、海藻や貝類にも亜鉛は含まれている。

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